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| 奈良県 大普賢岳から七曜岳を巡る 98/07/23 天気 晴れ 今まで登ったコ−スで一番厳しい挑戦で最後に道に迷った顛末記 |
| 大峰に6月から登り始めてその美しさにひかれてなにか 大峰ばかりのガイドブックを見てしまう. 大普賢は大峰の中でもその厳しさが一番と思われる山に 間違いない、自分たちの脚力も最近2回の大峰挑戦で 少しは自信が付いてきた. とにかく朝早くから登って行ける所まで行って見よう 出来れば七曜岳を巡る コ−スまで入りたい. 朝3寺30分に起きて4時出発、169号線も新しい道も開通して 今まで狭かった所も走りやすくなっている 6時10分に和佐又ロッジ前に着く |
| 6時30分 入山届け出してロッジ出発 快晴の天気、早朝の澄んだ山の空気、さえずる鳥の声、もう気分は最高で足取りも軽く20分程の 登りで和佐又山に着く.正面に小普賢から大普賢が朝空にハッキリと見える. 和佐又山を15分程下れば和佐又のコルに着く、左に行けば無双洞、右は和佐又山、真っすぐ進めば 大普賢、直進して大普賢への道をとり、 ゆるやかな尾根道を登っていく、出発して1時間程でシタンの窟に着く 7時30分シタンの窟出発 シタンの窟を出て日本ガ岳南面のコ−スに入ると大峰の厳しさが伝わってくる細い斜面を開いた道になり |
| ハシゴも架かる厳しさに変わってくる.それでも斜面には ヤマアジサイ等の花が咲き楽しい山歩きである. 朝日窟、笙の窟、鷲の窟と進み日本ガ岳のコルにたどり着く 写真をとりながらの歩きなのでそれほど疲れは感じない. ここは風が吹き抜け、かく汗も気持ちよく かわかしてくれるので休憩するのに良い場所だ さらに登って行くとハシゴのかかる急登になり 登り切ると石の鼻にたどり着いた 8時10分石の鼻着 |
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| それにしても此処は360度に近い絶景である 小普賢から大普賢が眼前に迫り 巨岩の上に出れば大台の山々 国見岳から弥山に延びる大峰奥駆道の 山々が、快晴の空にハッキリと見える 切り立った岩の下は絶壁である パチリ、パチリとどこを向いても写真を撮りたくなる 石の鼻を出て20分程で小普賢岳 少し下って大普賢岳へのきつい登りになり 何度もハシゴ、クサリなどを使いながら 急登の連続を家内も良く登ってくる. | |
| 七曜岳、行者還岳、遠くに弥山、八経ガ岳が見える |
| 9時 大普賢岳頂上に着く 出発してから2時間30分思ったよりも快調に登って来ることが出来た 順調に此処まで登る事が出来たので七曜岳へ巡るコ−スを 選ぶことに事にしてとにかく休憩だ. まだ時間も早いし食事をするには早すぎるので楽しみにしている ビ−ルも1本しかないのでおあずけ、お茶で乾杯、ヤット大普賢 の頂上に立てた喜びでいっぱいだ! 何度も此の山に登ろうと思いながら体力に自信が無い為に あきらめていた事が思い出される. ウオ−キングを始めたころは2qのコ−スすらしんどかった. 20分で登れる槇尾山を何度も休憩しながら1時間以上 かかったハイキングの初め頃*まるで夢のようだ 頂上からは稲村ガ岳、特徴ある大日山が見える. どこを向いても快晴の絶景である. それにしても素晴らしい! |
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| 9時35分頂上出発 頂上の展望を楽しんで急坂を下り大峰奥駆道を歩いていると 非常に気持ちがよい. 時間があれば稲村ガ岳から山上ガ岳をへるこの奥駆道を 八経ガ岳まで歩いて見たい気持ちになってくる.
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優しい美しさを持った奥駆道 アングルやクサリ場もある厳しさもある奥駆道 実に変化にとんでいる. 10時55分国見岳着 11時15分に七曜岳に着いた 順調なペ−スでここまでたどり着く事が出来た. 此処で昼食、ビ−ルの味も格別にうまい! 此処からの展望も素晴らしい 1時間あまり休憩して |
| 12時10分出発 急坂を無双洞に向かってユックリと下る.時間はタップリとある 1時間20分程下ると滝に着いた、確か無双洞があるはずなのにと思いながら此の滝が無双洞と勘違い してしまった.インタ−ネットで読んでいた文面と少し違うなと思いながら地図の確認もしないで滝を渡って 踏み固められた道を進む、確か急登をするはずなのにと思いつつ15分程すすむと分岐にたどり着く. 進めば和佐又山、下れば林道の大きな標識が立っている.いままで標識も確実であったし疑う事無く直進する 地図を見るとどうも違うル−トの様だ、でも標識はハッキリと和佐又山を表示している、道もしっかりしている そのまま20分ほど進むと、山が崩れてル−トが切れてしまっている.踏み後が上の方に延びている、 今更引き返す気にもなれず進めば又ル−トに出るはずと思ってどんどん進む、ル−トをはずれた大峰の山は更に 厳しく掴んだ木はもろく踏む石もすぐにくずれる.完全に道に迷った様だ、やはり長丁場の此のコ−スで一遍に 疲れがでてくる.このままル−トを探して進むか、日の入らない3時頃の山は暗く家内の足取りも重い 初めて味わう山での迷いである、もう1尾根越えれば和佐又山の様に思えるが切り立った道を歩いて来た事を 思うとこれ以上進むのは危険な気がする.沢を下ろう、下れば林道にたどり着くだろう、道のない沢をジグザグに 下って行く、このまま迷って山で野宿するかもしれない、たしかあすは雨の予報だった、不安が頭をよぎる. 足場の悪い道を更に下ると林道が見えた、車が1台下っていく、ヤット林道にたどり着いた.やはり道に出れば 気分がパット明るくなる.下りたもののこれからが大変だ、助けてもらうにもなかなか車は来そうにない とにかく国道169号に向かって歩くしかない、朝6時30分に和佐又山出て現代3時30分もう9時間の山歩きを している.疲れはしているがまだ歩けそうだそれにしてもリッパな林道なのに1台の車も通らない1時間歩いても 車はこない、とうとう行者還林道の合流点までたどりつくが車はこない、1時間45分歩いて169号手前300m 所でヤット車に出会い必死で助けを求める.車の人はアマゴ釣りに堺から来てる人で事情を話すとすぐに車に 乗せて貰うことが出来、和佐又山ロッジまで送って貰うことが出来た まさに地獄に仏の心境であった.もうくたくた.めったに自分たちが迷う事が無いと思っていたがいい教訓 になりました. |