前鬼から大日岳  

  奈良県 大峰山系    99−07−22  天気 晴れ   奥駆道で木に咲いている花と思ってよく見ると
   美しい白アジサイでした.


6月10日に旭口経由で上った釈迦ガ岳のコ−スから眺めた大日岳の勇姿と釈迦ガ岳に登る前鬼からの
メインル−トを経験したくなって、ネットで色々調べて見るとなかなか厳しい様だ.
釈迦ガ岳まで登ると10時間を越すようで、自分達の脚力では少し無理なようなので大日岳をタ−ゲットに
行ける所まで行くと言う計画で、早朝4時前に家を出発、3時間あまりのドライブで前鬼林道の車止めの
ある駐車場に到着.
それにしても此処まで来るのは遠いです.(駐車スペ−スはかなりの台数が止める事ができるようです)


宿坊 小仲坊
     宿坊 小仲坊
7時5分出発
林道横から登るコ−スがありすぐにつり橋が架かり、
道は石畳で整備されている.
私達は石で整備されたり階段の様になった道よりも
自然に踏み固められた道の方が好きです.
とにかく今日は奥駆道の出会いの太古の辻まで
3時間あまりの厳しい登りを覚悟しての山行きです.
私達夫婦の脚力の限界に挑戦です.
30分程で行者宿の小仲坊に到着、なかなか広い
立派な宿坊です.
宿坊前を通り、標識道理に進むと薄暗い杉古木の
道に入ると、屋敷後の立派な石垣があり昔の繁栄が
しのばれてくる.
沢にある岩に祭られた石組み
   沢にある岩に自然に祭られた石組み
登る途中にも小さな社が設けられており信仰の山の
霊気が強く感じられる
此のコ−スは沢沿いに登って行くが、沢の所々に
このような石組が作られており、やはり大峰は山系全体が
信仰の山々の奥行きが隅々までいきわたているのを
感じる.登るに従って道は険しくなり家内共々、
苦しい登りになってきた.
30分程登れば脱水を防ぐために給水を繰り返しながら
ユックリとしたペ−スで1歩1歩登って行く.
古く朽ち果てた様なハシゴが何カ所も架かる
急登が続く、厳しい登りです.

二ツ岩
    2ツ岩
8時50分 2ツ岩(両童子岩)に到着

10mもある岩が2ツそそり立っている、自然が作り出した
芸術品、その異様な形は此の山では信仰の対象として
行場になっている.
少し休憩して奥駆け道の出会い(太古ノ辻)をめざして
あえぎながら登って行く.
熊笹の高さが少しずつ低くなって来はじめた、
尾根までは後少し、吹き抜ける風も変わってきて
吹き出る汗を気持ちよく乾かしてくれる.
大日岳が全面に厳しくそそり立っている、五百羅漢の
絶壁も遠くに見えている.
太古の辻
  奥駆道出会い(太古の辻)
9時50分 太古ノ辻到着

やっとの思いで奥駆け道にたどり着くと今までの
疲れが嘘のようにとれてくる、大峰のどの山に登っても
奥駆道にたどり着くと同じように感じられるのは、
自然が作り出してくれた尾根の美しさです!
とにかく奥駆道は別天地だ!!
出発から3時間あまりの登りだったが、かなりきつかった
です.ここでしばらく休憩して登りの疲れをとってから、
タ−ゲットの大日岳に登る事にして出発.奥駆道を20分程
進むと大日岳への登り口の標識がみっかった.
それにしても、あまり人が登らないのか非常に細い
登り道だ.やはり此のル−トは釈迦ガ岳に登るのが
本命の様です


大日岳
  太古の辻から大日岳
登るに従ってだんだん厳しい登りになり、岩をつかんで
登る登りになりル−トは限定されてテ−プの巻き込みを
探しながら岩を登っ行く.
一つ間違えば命関わる事故につながる危険度です
今まで登った大峰の山ではこんな所にはかならずハシコ
゛だとか危険防止の安全策がしてあるのですが、
此処にはありません.
「おい、その根をつかんで、そこの岩に足をかけろ」
一ツ一ツ安全を確かめなから゛テ−プの巻き込みを頼りに
ヤットの思いで頂上にたどり着くことが出来ました.

大日岳頂上 こんな狭い厳しい頂上にも観音様が
祭られていて此処も行場になって
います.
確かに厳しい登りを経験してやっとの
思いでたどり着いた、山の上に観音様が
おられたら、なにかホットした気分になります
此処までこられた事に感謝して、自然に
お参りさせてもらいました.
大日岳頂上から五百羅漢
  大日岳頂上から五百羅漢
大日岳頂上からの展望は絶景です.
前面に釈迦カ岳の勇姿、遠くに五百羅漢の絶壁.
それに続く大峰の山々、台高の山塊、もう最高です
展望を見られるスペ−スは1人が立つのがやっとの広さで
立っているすぐ先は絶壁です.とにかく狭い頂上です.
まだ釈迦ガ岳に登ろうと思えば行ける時間です.
少し迷いましたが、結局断念して、帰りにユックリト温泉に
入る事に決めて、太古の辻まど引き返して昼食.
十分な時間設定になったのでユックリズムで下山
2時40分に駐車場に戻りました.
やはり私達の山登りは余裕の持てるユッタリ気分で自然を味わう
此につきます.
帰路は温泉入って気分爽快で帰りました.

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