大杉谷 夫婦で初めての山小屋ハイキング       99/05/05−06  天気 雨後晴れ
私達が体の健康の為にウオ−キングを初めて10年近くになります.
2.5q程の団地外周をフウフウしながら歩き始め、そして近くの低い山へのハイキングで歩く楽しみを覚え、
日帰りながら去年には厳しい大峰の山々まで歩ける様になりました.
今回初めて夫婦で1泊2日の山小屋に泊まっての山行きを計画して、1日では行けない大杉谷を計画しました.
私達は商売をしている都合でなかなか連休を取る事ができず、今回は連休最後の日と定休日を利用しての山行きです.
初めての山小屋泊まりに家内はワクワク気分の様で前日から持っていく装備の整理で忙しい様です.
1日目は大台ケ原駐車場から大杉谷桃の木山の家まで下り、山の家に荷物を置いて
出来れば千尋滝(せんぴろたき)まで下り、桃の木山の家まで戻る8時間のコ−ス.
2日目は山の家から大台ケ原駐車場までのピストン
5/5 4時に家を出発して通い慣れた大台ケ原駐車場まで2時間半程で到着.
天気予報では晴れのはずが、大台は前日からの大雨が降り続きまだ少し降っている、
もう少し暖かいと思っていたのに車を出たとたん寒さのために手が堅くなる、
1枚余分に着込んで雨具を着けての出発になってしまった.
6時45分 大台ケ原駐車場を出ると夏の渡り鳥か少し聞き慣れない鳥の声が雨の嫌な気分を和らげてくれる
今日は前日の大雨のせいか連休だと言うのに人が少ない、日出ケ岳まで静かな大台を味わいながら
30分程で日出ケ岳頂上に到着、いよいよこれから大杉谷コ−スに入る.
大杉谷は近畿では滑落死が多いので有名な為に、家内は降り続く雨とこれからの厳しいコ−スに少し不安
なのだろう、私は去年の11月に1度このよく整備されたコ−スを歩いているのでまだましだが、
足を滑らす危険が多いので気を引き締めて安全弟一にと思う.

日出ケ岳頂上付近の木々はやっと芽吹き始めた位で、新緑の大杉谷が見られるのか?
道は良く整備されていているが、去年の台風19号の爪跡の倒木が道を塞ぐ所も多い.下るにしたがって
左右にシャクナケ゛の木が群生しているがツボミはまだ固いようだ、これが咲き出せば素晴らしいだろう
雨も歩くにしたがって止んできて、堂倉小屋に着く頃には少し青空ものぞく様になってきて一安心です.
下るに従って周りの木々も新緑の美しさを見せてくれる様になり、珍しい鳥のさえずり、快復してきた天気、
気分はこれから入る大杉谷の美しさへの期待で足取りも軽い.


(堂倉の滝
出発してから3時間程で大杉谷に到着
入ったすぐにあるのが堂倉の滝だ.
前日降ったかなりの雨で流れ落ちる水爆は凄く
いままでの疲れも吹っ飛ぶ気分だ.
滝のすぐ上に美しいピンク色の山ツツジも咲いている
周りの木々も新緑に包まれ、気分は最高(^-^)
家内の顔もニコニコです.
前日は大雨だというのに流れ落ちる水は透き通るまでに
美しい.人が今まであまり自然を傷つけなかった大台の
自然の凄さに感動
さあ!これから新緑の大杉谷探索だ
気分も一新する思いで出発

(与八朗の滝)

 (隠滝)
雨具を着けて出発したのが嘘のように
快復して渓谷全体が新緑に包まれた
美しさは想像していた以上のスケ−ルで
迫ってくる.
危険な所には鎖が架かっているが
やはり、このコ−スは気が抜けず
いつもよりスロ−ペ−スで
「ここは危ないぞ」
後ろをついてくる家内に何度も声をかける.
次々と出現する滝に夫婦共々感激の連続!
昨日雨が降ってくれたのが幸いしたのか
流れ落ちる水爆に迫力が感じられる

 (光滝)

 (七ツ釜の滝)
大杉谷のコ−スが凄いと思ったのは
これだけの厳しい渓谷の岩肌に
安全に通れるル−トと
全ての滝が正面にくるように
出来ている事だ.
このル−トを作り上げてくれた
先人にただ感謝するのみだ
七ツ釜の滝に降り立ったとき
滝の美しさにただ見とれてしまった.
じっと見ていると所々にヤマツツジが
美しいピンクの花を咲かせ、滝、新緑
と日本画の中に入って居るような
気分になってしまった.
七ツ釜の滝まで下れば今日泊まる桃の木山の家までもうすぐた゛.
昼前になったので昼食をとってから12時頃に山の家に到着した、大台駐車場から約5時間、ほぼ予定通り.
宿泊の手続きしてリュックを置かして貰って少し休んでから、ここから千尋滝(せんぴろたき)までの
ピストンをする予定で出発.いつもの山行きは登って下るのですが今回は下りが主で5時間あまりの
下りで足にいつもと違う疲れが感じられる.家内も少し足を引きずっているようだ.
まあ、とにかく行ける所まで行こう、時間はまだ十分


 (ニコニコの滝)

 (シシガ淵)
リュツクをはずすとやはり歩くのが
楽になった.ニコニコの滝、
シシガ淵にたどり着いた時には
やはり足が吊るような感じに
なって、これから先に進むか(?_?)
静まり返るシシガ淵でしばらく
休憩、千尋滝まで行けばここから
ピストンで2時間、小屋まて3時間
時間は行って帰るのには充分余裕は
あるので行けるところまで行くことに
して出発.


  (千尋滝(せんぴろたき)
重い足での歩きになったしまった。でも今回は千尋滝は見たい.
帰りの事を考えて2時30分までに着かなかったらそこで中止
しよう.歩く前方に滝だ!そそり立つ断崖の一番上から
水爆が飛び出している、もう疲れも一変に吹っ飛んでしまった.
時計を見ると2時20分、
昨日に降った雨のおかげで勇壮な千尋滝がその美しさを倍か
させ、新緑の木々との美しさはすごい物です.
やはりここまで来て良かった。しばしの時を滝に見とれて
過ごした後、元来た道を引き返し桃の木山の家に、4時10分に
無事到着、1日目は朝から9時間あまりの行程になってしまった.
小屋は連休最後の日なのか空いていて私達夫婦と東京から来られた
ツア−の方達15人程の宿泊で思ったよりも空いていた.
2人とも朝早くからの行動でもう8時を過ぎれば寝てしまっていた.

5/6 天気は快晴、朝7時に小屋を出発
2人とも足は相当ダメ−シ゛受けている.それでも時間は充分あるのでユックリ、ノンビリ大杉谷の素晴らしい渓谷を
堪能しながら長い登りを一歩、一歩、来た道を登り返して昼すぎには大台ガ原駐車場に無事に帰り着く事が
できた.振り返って見ると楽しい2日間の山行きでした.

へ戻る