奈良県初めての大峰山脈*何と言う形の山だろう 98/05/21 晴れ 写真集
私達にとって大峰は自分達の脚力に自信が無いために近づきにくい山で、去年大台から
見た大峰は大きく険しく私達を圧倒していた.
インタ−ネットで調べても更に行くのをためらわせる内容が多く、計画を建ては止めてで、
ためらっていたが、今回は考え方を変えてとにかく早く山に入り、充分な時間の余裕を
持って行ける所まで登る.無理と思えばそこで止める.
とにかく夫婦2人の気楽なハイキングである、計画変更も思いのままである.
朝4時30分に家を出発.天気は晴れ、気分は壮快、最近通い慣れた奈良県吉野までの
道を抜けて天川村洞川(どろがわ)温泉に2時間程で到着、洞川温泉はさすがに大峰信仰
の基点の町だけあって旅館の数も多い.温泉町を抜けて母公堂前の駐車場に車を止めて
ここから6時40分に出発する.大峰は厳しく女人禁制が守られていて、私達は夫婦で行く
ために山上ケ岳に入れない
よく調べて見ると女人禁制が守られて居るのは山上ケ岳
だけで広い大峰の山々から見ると一部である.
私達は此処から稲村ケ岳をめざす稲村コ−スに入り法力峠に向かう.
登りはじめてこのコ−スがそれほど厳しくないことが解る.いつもと同じ調子で登っていける.
時間も充分あり余裕を持てる.コ−スもよく踏み固められていて迷うことはないようだ
周りの木々は良く手入れされた杉、檜が美しい.鳥の声も一段とさえずりあって余計に
気分がなごみ軽快に登っていける.1時間程で法力峠に到着、
10分程休憩して出発、尾根伝いに登るコ−スの為に此が厳しいと思っていた大峰かと
思いながら軽快に足が運ぶ.家内と私の脚力は同じ程度なので2人で歩くには都合がよい、
30分ぐらい歩くと周りの木々が造林から原生林へと変化し、日本でも有数の雨が多い地帯で
有るために日の当たらない所は苔で覆われさすがに大峰はすごいと感じた.新緑の木々の
間に変な形の山が見える(タイトルの写真)地図で見ると大日山の様だ、あんな山に登れる
のかと思う.1時間程で山上辻到着、下から2時間程で此処まで登る事ができた.
山上辻には稲村小屋があり今日は開いていなかった。電話で予約を入れておけばいい
そうである.此処ではコンロ等も炊けそうなので稲村ケ岳に登ってから昼食は此処でする事に
決めて、少し休憩してから9時に出発.此処からは尾根歩きで更に美しい新緑の原生林に
気分は最高で足取りも軽い、大日山の登り口に近ずくとシャクナゲが美しく咲いてちょうど
良い季節に来た物である.
大日キレットを後にして石の多い鎖も架かった急坂を登り切ると右に曲がる分岐に出る
少しいくと稲村ケ岳頂上にたどりつけた.ヤッタ!それにしても思っていたよりは楽だった.
自分達もずいぶん脚力がついたものである.
稲村ケ岳頂上は鉄骨の展望台でなんだか山の頂上にいる感じがしない
でも展望は最高で360度の絶景である特に東に広がる大峰山脈は逆光で少しかすむが
一大パノラマだ.
ビ−ルで乾杯*出来たら今年中に大普賢にアタックをしよう.
10時に頂上を出発して大日山に向かう、大日山は急登と岩場の連続で鎖あり、
はしごありのスリルの連続だが家内もガンバッテ登ってくる15分程で頂上に着く.
頂上は狭いが神さんも祭られていてさすがに大峰だと思った.早速自分たちの
安全を祈願.ほこらの後ろに回ると法力峠から観音峰までが一望出来る.
元来た道を引き返して山上辻で昼食、計画では来た道を下る予定だつたが、
時間と体力に余裕があるのでレンゲ辻からレンゲ谷を下る事にして
11時30分に出発、ここからは尾根歩きになったが此処の尾根は大峰の厳しさが解る
少しスリルが連続する尾根歩きになった.
40分程でレンゲ辻に到着、レンゲ辻には女人結界門があり私達はレンゲ谷の
急坂を下る.新緑の原生林と芽吹き出したシダ類、それに苔類、美しい緑の
パラダイスに取り囲まれて急坂をスロ−ペ−スで下る
1時間30分程かかって大峰大橋に到着.かなりキッイ下りであった.
此処から15分程道路を歩いて母公堂に2時15分に着く.今日は出発から
7時間30分もの山歩きだった.私達にとっては良くヤッタと自己満足である
洞川温泉センタ−(500円)で今日の疲れをとって帰路についた .

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